営業許可申請について

神奈川県横浜市の営業許可申請についてまとめました。手続きの詳細は自治体によって異なりますので、管轄の保健所等へお問い合わせ下さい。



食品関係の営業を始めるための手順

 事前相談→工事着工→許可申請→工事完成→施設検査
     →施設完備→許可→開店→新規営業者講習会(営業許可書を交付)

許可申請はその後に検査が必要なため、工事完成の2週間〜10日前に申請手続きをする必要があります。

現地調査で施設基準に適合していることが確認できれば、調査から5日程度で許可となりますが、不備があった場 合は、改善後に再調査を行います。

申請してから許可までの期間は、おおよそ15日間です。余裕を持って書類を準備しましょう。


営業許可が必要な業種

飲食店営業 ・喫茶店営業 ・菓子製造業 ・あん類製造業 ・アイスクリーム類製造業 ・乳処理業 ・特別牛乳搾取処理業 ・乳製品製造業 ・集乳業 ・乳類販売業 ・食肉処理業 ・食肉販売業 ・食肉製品製造業 ・魚介類販売業 ・魚介類せり売営業 ・魚肉ねり製品製造業 ・食品の冷凍又は冷蔵業 ・食品の放射線照射業 ・清涼飲料水製造業 ・乳酸菌飲料製造業 ・氷雪製造業 ・氷雪販売業 ・食用油脂製造業 ・マーガリン又はショートニング製造業 ・みそ製造業 ・しょうゆ製造業 ・ソース類製造業 ・酒類製造業 ・豆腐製造業 ・納豆製造業 ・麺類製造業 ・そうざい製造業 ・かん詰又はびん詰食品製造業 ・添加物製造業


申請するときに必要な書類

  1. 営業許可申請書
  2. 営業施設等の大要及び平面図
  3. 申請手数料(申請内容により1業種あたり8,200円~23,000円、現金により支払い)
  4. 食品衛生責任者の資格を証明するもの(調理師免許、養成講習会の修了証書など) 
  5. 食品衛生責任者になる方の証明写真(3cm×4cm)
  6. マイナンバーカード、住民票、運転免許証、在留カードなど公の証明書(個人の場合)
  7. 水質検査成績書(井戸水などを使用している場合のみ) 
  8. 製造方法の概要(製造業の場合) 
  9. 登録事項証明書(申請者が法人の場合)

1〜5は個人・法人に関わらず必要です。6〜9は必要に応じて提出する必要があります。

また、食品・菓子・そうざいなどを販売する場合や、学校・病院などの施設で営利を目的としない給食を行う場合は、別途届出が必要となります。

因みに、営業許可申請は現時点では電子申請不可ですので、書類を保健所に提出しなければなりません。将来的に電子申請が可能となり、手続きが簡易化できれば良いなと思います。


移動販売の許可について

移動販売は、営業許可のうち「自動車を利用して行う営業」に該当します。

手続きの方法等については通常の営業許可と大体同じですが、車検証など提出する書類が若干異なります。


(参考)

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